【剣盾S12シングル】悪熊と雷鳥のパワーPT【最終374位/レート2007】
おはようございます。らぶらどです。シーズン12お疲れさまでした。
今期はランクマッチシングルバトルランキングにて最終374位、レート2007の成績を残しました。
冠環境初のシーズンが終わって、皆がヒントを探すこの時期。一助となればとの思いから、使用構築を紹介しようと思います。
【最終結果】
目次
1.【構築経緯】
2.【個体解説】
3.【選出・立ち回り】
4.【苦手なポケモン】
5.【シーズン雑感】
おまけ.【最終コーデ】
1.【構築経緯】
最終日直前に流行したサンダーウオノラゴン(+ウーラオス)がシンプルに強いと感じ使用
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無効化できるボルトチェンジと圧力にならないとんぼがえりが産む択負けに苦しみ、対面寄りの運用へと舵を切る。
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サンダーを珠アタッカー型へ変更
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対面性能の高いアッキミミッキュ、サンダーが事故った時のダイマ要員として耐久と火力を併せ持つブリザポスを採用
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襷枠に見えない襷枠兼カプ・レヒレとウオノラゴンの先発牽制役としてレジエレキを採用
2.【個体解説】
ウーラオス@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
特性:ふかしのこぶし
実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
構築の核。主に先発で出し、鉢巻あんこくきょうだで大きな負荷をかけてサイクルを崩壊させる。先発で出てきたウーラオスを見てカウンターを警戒しないトレーナーはいないため、物理対面になると相手が引くか、居座ったとしてもダイマを切られないため安定して高火力を叩き込める。レヒレがいないPTには一人で勝利を決定づけてくれた。
使い方一つ工夫することで、ここまで化ける。ポケモンのポテンシャルを引き出せるかはトレーナー次第であると強く実感した。
サンダー@いのちのたま
性格:ひかえめ
特性:せいでんき
実数値:165-×-105-194(252)-111(4)-152(252)
雑にCSに振り切ったダイマエースサンダー。攻撃技は色々と迷ったが守ってくるナットレイに脅しをかけられるねっぷうを採用。終盤は耐久に降ったサイクルサンダーが増えたためか、アタッカーへの警戒が薄れている感があり、通りは悪くなかった。
このPTでの使い方は
①先発悪ウーラオスが呼んだレヒレに後出ししてジェット→全抜きを狙う。
②悪ウーラオスが削った相手をジェットで飛ばして全抜きへ。
至極単純な使い方をするのみ。
でんじはの採用は、ダイマが切れた後、敵のダイマに対して出来ることが少ないのが気になったため。引っ込めた悪ウーラオスが上を取れるようになるためいい選択をしたと思う。
レジエレキ@きあいのタスキ
性格:ひかえめ
特性:トランジスタ
実数値:155-108-70-167(252)-71(4)-252(252)
脅威の素早さ種族値200により様々な運用が可能となる期待の新人。
このPTでの仕事は専ら選出誘導。通りのいいウオノラゴンや悪ウーラオスに相性のいいカプ・レヒレを先発に呼びたくない。そして起点作成型地面タイプを呼んでくれる。悪ウーラオスのための先発誘導として予想以上に適任だった(気がする)。
地面以外にはストッパー役としても運用可能ではあるが、出しにくくてあまり出せていない。
ブリザポス@せんせいのツメ
性格:いじっぱり
特性:しろのいななき
実数値:207(252)-216(252)-150-×-130-51(4)
S0厳選を行っていないブリザポス。皆S0厳選してるからトリルが無ければ高確率で先制できるのは美味しかった。雑にHA振りしてるけど、正直耐久調整を施すべきだったと思っている。
鈍足高火力の究極体とも言える種族値をしており、ダイマを切れば一致弱点を付けるポケモンも押し切れる。困った時のとりまダイマ枠として微妙な選出択の多くを解決してくれた。
せんせいのツメは面白半分で持たせたが、じゃくてんほけんやラムのみといった有用なアイテムが余っていた中で持たせるほどではなかった。無駄な発動機会も含めて20%は物足りない。ハマると美味しいんだけどね。
ミミッキュ@アッキのみ
性格:いじっぱり
特性:ばけのかわ
実数値:135(36)-154(236)-122(172)-×-126(4)-124(60)
困った時のアッキミミッキュ。対面性能は言わずもがな。冠環境でもやっぱり強かった。
ドレインパンチを切ってダイマ枯らし性能を持たせた型。便利ではあるがドレパンの欲しい場面もあり悩ましいところ。
調整は前環境のものであり、そろそろ調整を考えたい。
ウオノラゴン@こだわりスカーフ
性格:いじっぱり
特性:がんじょうあご
実数値:165-156(252)-121(4)-×-100-127(252)
終盤に大量発生した顎の巨人。ウオノラゴンが呼ぶナットレイやらドヒドイデやらゴリランダーやらを悪ウーラオスが狩ってくれるのでいい感じに通せた。サンダーのでんじはとも相性がいい。地味にエラがみをまともに受けられる唯一のポケモン。
構築も選出も歪ませてくれる優秀なポケモンなので、私のシールドだけに実装して欲しかった。
3.【選出・立ち回り】
先発悪ウーラオス+サンダー+@1
殆どの選出がこれ。これ以外はあまり規則性がない。
悪ウーラオスで負荷をかけて削れた相手をサンダーのジェットの起点にしてなんとか押し切る。
相性補完を利用して有利対面を作り押し切る考え方そのものはサイクル型のサンダーウオノラゴンウーラオスで利用されているものを流用した形。
サイクル型との違いは、レヒレが後出された場合を除きウーラオスの再利用をあまり視野に入れていないこと。ポケモンの繰り出し方は対面構築的であり、ダイマックス環境でお馴染みの削れた相手にダイジェットを積んで全抜きを狙うよくある使い方を意識する。
4.【苦手な相手】
・サンダー
先発でよく対面する。アッキ発動からの自己再生とかしてくるならあまり困らないが、暴風や初手ダイマはNG。環境的に困る型が少なかったのと暴風がよく外れるのが救い。
・エースバーン
サンダーのダイマとタイミングが噛み合うかどうかで勝負が決まる。サンダーが出せなかった時に出てきたら殆ど負ける。
・ウオノラゴン
初手で出てこられた時しんどい。悪ウーラオスがふいうちを撃つことで即死を回避できるが、高確率でお互い引いて体力満タン対面が出来上がる。これは勝ちパターンに該当しない。
・悪闘弱点以外の初手ダイマ全般
悪ウーラオスで入れられる削りが限られたものとなる。ジェットでも積まれようものなら後続のサンダーへの負荷も大きくなり苦しい展開に。
5.【シーズン雑感】
全ての準伝説が追加されて初のシーズン。新ルール導入月にはありがちな、混沌として環境があってないような、環境の結論が出ないまま終盤を迎えたと感じています。多くの人が正解を見つけられないまま最終週に突入したはずでした。しかし、突如として流行したサンダーウオノラゴンは一つの解答に近く、またその流行によって朧げながらも環境が構築されました。
私がレート2000に乗れたのはこの流行が大きかったです。奇跡的に訪れた形ある環境に上手く適応した(と思いたい)PTを即座に構築し、燻っていたレートを数時間で一気に100以上積み増して逃げ切ることができました。
苦しい中でも潜り続けて環境を肌まで感じることって大事ですね。
S13では実績を残した方々の構築記事が出回り、環境がはっきりと形作られてS12とは大きく変化すると思います。
しっかり食らいついてS13でも上位進出を伺いたいところです。
ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
またランクマッチの舞台でお会いしましょう。
よろしければおまけもご覧になって下さい。
おまけ.【最終コーデ】
ニットパーカー(ピンク)
パーティドレス(ホワイト)
サイハイソックス(ブラック)
ローファー(ブラウン)
レザーボストン(ブラウン)
今月は無難に仕上げました。
ピンクと白の組み合わせで安全に可愛く仕上げました。
単体で完成されたパーティドレスですが、ぱっと見無難ながらも目を凝らすと模様が目立つサテンプリーツドレスや、特徴的な裾が目を引くノースリーブワンピとは違った個性を持っているため、アウターとの組み合わせでも役割を持つことができます。剣盾では単体ロングスカートが廃止されたため、ロング風のコーデを組む際にはドレスを使用するしかないのが悩ましいですね(これでも少し短いですが)。
他のアイテムに関しては、悪目立ちしない王道のもので揃えました。ママから貰ったバッグを愛用してるのも👍
剣盾では試合中だけでなく、試合前後にも互いのファッションを確認できるようになっています。殺伐とした試合も少しは楽しんでやれるように、コーデにも是非拘ってみませんか?